令和6年9月11日(水)亘理町中央公民館大ホールにて、公認指導者活動支援「備えあれ!レクぢから!」セミナーを開催しました。

本セミナー開催のきっかけとなったのは能登半島地震でのレク支援でした。現地に入り石川県レク協会を支援した宮城県レク協会の山内副会長は、遠方からのレク支援ではなく、やはり地域に根付いた人=地域のレク関係者による支援が、一番重要であると改めて痛感したと言います。

振り返って宮城県内を見てみると、東日本大震災から13年が経過し、当時は元気に支援をしてた人の高齢化が進んだことも影響し、残念ながらレク協会が活動休止になったりと、宮城も不安な状況です。つまり、もう一度「レクぢから」を備える必要があるのです。

今回のセミナーの内容は避難所や仮設住宅を想定した内容です。不安や疲れ、緊張などで、こわばった体をほぐしたりできる簡単な手足の運動や、いつでもどこでも手に入る素材を使用したアイスブレーキングを重点的に実施しました。

ここ数年のインストラクター講習やフォローアップ研修会では、基本中の基本のアイスブレーキングをあまり実施してこなかったため、参加者した有資格者にとっても非常に新鮮でした。

「備えあれ!レクぢから!」セミナーは、レク支援の心髄となるアイスブレーキングを重点的に学ぶものとして、今後も継続的に実施する予定です。第二弾は県北エリアか石巻地域で検討中です。開催が決まり次第、近隣のレクリエーション有資格者にご案内します。もちろんレク資格をお持ちでない方でも受講は可能です。皆様のご応募お待ちしております。