令和3年6月5日(土)多賀城市総合体育館において令和3年度レクリエーション・インストラクター養成講習会 みやぎ遊学実践塾を開催しました。

2年ぶりに実施した講習会は、座学で学ぶレクリエーション理論を日レクによる動画視聴の通信学習、実技部分を宮城県レクによる集合学習としたハイブリット開催です。今回はその集合学習の第1回目をレポートします。

 

県内各地から幅広い年代の参加者15名が緊張の面持ちで1コマ目のホスピタリティに臨みます。レクリエーションで学ぶホスピタリティとは、いわゆる「おもてなし」だけでなく、「相手を気遣う・想いやる。相手の気持ちになって考える・行動する。」といった、人と人のコミュニケーションにおいて大切なことを学びます。緊張に包まれた会場が、ホワ~ンとした暖かい雰囲気になりました。

 

午前の2コマ目は、アイスブレーキング。緊張で硬くなった参加者の空気を、まるで氷を解かすかのように場を温める手法です。

『後出しジャンケン』では、だんだんと笑い声が大きくなり、次は4人1組になり『リズム手あそび』。今までなら互いに手のひらを合わせて、参加者の距離感を縮める定番のレクリエーションですが、今年はコロナバージョンの「エアタッチ」。心の距離は縮めても、しっかりとフィジカルディスタンスを保ちました。

 

お昼を食べて眠くなる午後の3コマ目は、体操・ダンスです。基本のステップを取り入れた創作ダンスをグループごとに発表。個性豊かな振り付けで盛り上げてくれました。

最後は「同級会音頭」。もちろんコロナバージョンの振り付けです。距離を保ちながら、みなさん輪になって楽しく踊りました。

 

最後の4コマ目は、クラフトです。先程までの笑い声が一転し、みなさん黙々とティッシュアートに取り組みます。試行錯誤しながら綺麗な作品が次々と出来ました。その後の「くるくるヘリコプター」では、みなさん童心に帰って大はしゃぎでした。

 

以上で1回目の集合学習は終了。最後には「疲れた~」と言ってましたが、みなさま笑顔で帰っていったのが印象的でした。参加者のみなさま、お疲れ様でした。