✦ ✦ モルックの女神降臨! ✦ ✦

【第二部 モルック研修&親善大会編】

第一部のクッブに引き続き、第二部はモルックの研修と親善大会です。講師は宮城県モルック協会様です。参加者の多くはモルックのルールを知っているので、投げ方のコツや試合に勝つための戦略などに絞って講習をお願いしました。

当たり前のことなのですが、講師の方たちが巧い!巧すぎです!まさにレベチです。3~4本集まっている中の狙った1本だけ倒したり、10m近く離れているピンを倒したり、我々が普段遊んでいる中では、狙うどころかあっさり諦めてしまうようなピンをバンバン倒します。何よりもカッコイイのが投げる前のルーティンというかイメージトレーニング。集中して狙ってますという姿勢に、見ている我々も息をひそめてしまいます。

研修会後には、県内のレク会員やインスト実習生、認定校の学生をランダムにチーム分けして親善大会を実施しました。共催のしちがはまレク協会会長の舘岡様の選手宣誓のあと、4ブロック各4チームの総当たり戦で順位を競います。

今までの経験上、50点ちょうどで上がるには30分以上かかるケースが多いため(なぜかって?それは50点をオーバーして25点に戻ることがほとんどだからさ)、大会ルールとして試合時間を30分に制限したのですが、なんと予想外⁉試合開始から10分以内で勝敗が着くケースがあちこちで。

3連続ミス=失格のルールを緩和して4連続ミスまでならOKにしたにも関わらず、それでも敗退するチームが続出!勝ったチームも苦笑いです。どうやら、実力が伴わないにもかかわらず研修会で学んだ戦略を実践しようとした人が多かったみたい(笑)『そりゃあねアンタ!狙った通りに上手くいくわけないでしょ!』負けたチームも笑いながらこんな会話が弾んでいます。

 

各ブロック3試合目に入ると、少しは上手くなったり無理に狙わなくなったりで、白熱した試合も出てきました。そして本日のクライマックスです。最後の試合では、まるでプロの大会のような緊迫した試合が展開されました。特に本日絶好調だったモルック協会の女神講師さんが投げるシーンでは、全参加者が誰も話すことなくシーンとして見つめる張り詰めた雰囲気です。3~4回のルーティン動作のあと一呼吸止めてから投げ、「カーン!」と心地よい響きとともに狙ったピンを倒します。その後のため息と拍手喝采は、まるでゴルフ中継のようでした。

各ブロックごとに優勝チームも決まり、閉会式では賞品も渡してモルック親善大会も無事終了!

 

今回のクッブ研修&モルック親善大会は県内のレク協会のメンバー限定での実施でしたが、来年度は一般の方も参加できるような企画も検討していきたいと思います。