7月10日(土)多賀城市総合体育館にて、東北復興支援運動体実行委員会主催(後援:復興庁、総務省、国土交通省、環境省、スポーツ庁、観光庁、宮城県など)による絆ウォーク事業が開催されました。

この絆ウォーク事業は、震災10年を機に、歩くことやスポーツレクリエーションの楽しさをもって、地域に暮らす人々の心と身体の健康づくりと、交流コミュニティ形成の支援を〈自助〉〈互助〉〈公助〉の精神で展開するのが目的です。

3月に福島県相馬市をスタートして11月に青森県八戸市をゴールとする、沿岸被災地域の「今」を見ながら、ウォーキングで各会場をリレー形式でつないでいく大きなイベントです。

しかしながら、3月14日の相馬会場はスタートできたものの、その後の新型コロナウイルス感染症の拡大による宮城県内の「まん延防止等重点措置」の発令により、4月以降に予定していた、岩沼、名取、利府、石巻、女川、気仙沼の6会場は延期未定となってしまいました。

その絆ウォークが、やっと宮城でも開催されたのです。当日の役割は総合受付とニュースポーツ体験コーナー。多賀城市レク協会・インストラクター養成講習会の受講生・県レク運営委員など総勢20名の大所帯。ニュースポーツ体験コーナーの設営も早々に終わり、準備万端!

開会式では、ゲストの秦慎司さん(元プロ野球選手)や真壁伸弥さん(元ラグビー日本代表)の挨拶と、お笑い芸人レギュラーの「あるある探検隊」ミニコントがありました。楽しい雰囲気の中、午前9時30分に5.7kmのウォーキングがスタートしました。あとは、ウォーキング参加者がゴールしてくるのを待つばかりです。

 

11時過ぎには、少しずつ参加者がゴールしてきました。さあ、いよいよ出番です。少し疲れた表情の子どもたちも、見たことのないような用具に興味津々。あっという間に、ニュースポーツに夢中で笑顔いっぱいです。ラダーゲッター、ターゲット・バードゴルフ、ユニカールの3種目を回って楽しんでいました。

 

 

面白かったのはゲストの秦慎司さん。ターゲット・バードゴルフを見て「こんなの簡単じゃん!」と一振り。ところが意外と入らずに、夢中になって楽しんでいます。でも、さすがのプロ野球選手です。スイングはとても上手でした。

 

以上、7月10日の絆ウォーク事業多賀城会場の模様をお伝えしました。